支部長挨拶

巽 博臣

札幌医科大学医学部 集中治療医学 / 消化器・総合、乳腺・内分泌外科学講座
札幌医科大学附属病院 NST

 

 2020年1月、日本臨床栄養代謝学会北海道支部会の支部長を拝命いたしました巽 博臣です。身に余る光栄と存じますとともに、責任の重大さを感じております。

北海道支部会は2007年に日本静脈経腸栄養学会の全国10支部会のひとつとして発足し、初代支部長の平田公一先生のもと、2008年3月に全国に先駆け第1回の支部例会を開催いたしました。その後、第2代支部長の信岡隆幸先生のご尽力により、これまで大きく発展してまいりました。

北海道支部会は、日本臨床栄養代謝学会の支部組織として、静脈栄養・経腸栄養や食事療法を含む臨床栄養の北海道における普及に努め、栄養療法に関する臨床的・基礎的研究や教育活動の推進・向上に貢献するとともに、北海道内の医療・福祉に寄与することを目的としています。

近年、栄養療法は周術期や癌治療中のみならず、治療開始前、救急・集中治療領域、さらには緩和ケアや在宅医療などにもその対象が広がっております。また、栄養ガイドラインが普及し、口腔ケアやリハビリテーションとの連携も活発になるなど、栄養療法は新たな領域へと拡がり続けています。かつて“栄養管理”と言われていたものが“栄養療法”と呼ばれるようになり、栄養療法はあらゆる疾患に対する治療を支える一つの礎として広く認識されるようになってきました。

北海道支部会は会員相互の知識交流の場として、栄養療法に関わる全職種を対象とした年1回の支部学術集会を開催しております。また、ホームページでは北海道内における栄養療法に関する情報を随時お伝えしていきますので、各施設でのご活動にお役立ていただければ幸いです。

会員の皆様方、今後ともご協力・ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。